松本店

塗装工事 あまり知られていない重要な下塗り材について 231122

こんにちは。ペイントホームズ松本店の田尻です
本日は松本市K様邸の下塗り作業をしております。

 

上塗り材についてはシリコンやフッ素などよく知られていますが、実は下塗り材も種類があります。
塗装工事は基本3回塗りですので、下塗り材は隠れて見えなくなりますが、目的と用途に合わせて選ばなければなりませんのでとても重要です!
今回3種類の下塗り材の用途などを少しお伝えさせていただきます(^^)

 

①プライマー・・・
金属素材、新築住宅に適しています。
下地の密着性を高める塗料で、劣化が少なく築年数が浅い建物や、つるつるしていて塗膜が剝がれやすい金属系の素材に適しています。

 

②シーラー・・・
窯業系サイディング、屋根材、木部に適しています。
下地の密着性向上と、下地の吸い込みを抑える役割を持っていますので築10年以上経過した建物に適しています。

 

③フィラー・・・
ALC、モルタル、劣化が激しいスレート屋根、セメント瓦に適しています。
他の下塗り材より粘度が高いため厚く塗ることができます。そのため細かいひび割れ埋めや、劣化の激しいスレート屋根の補強に適しています。
注意点として窯業系サイディングには使用不可です。窯業系サイディングが発する熱によってフィラー層が水膨れのようになって破れてしまうからです。

 

お見積りを取られた際には、きちんと下塗り材の使用塗料を記載されているお見積書がおすすめです。

塗装工事において、疑問点や不安な事がありましたら、お気軽にお問い合わせください。

お見積りも無料となっております(^^)/