建物を長く快適に保つうえで、防水工事は欠かせないメンテナンスです。
なかでもウレタン防水は、液体材料を塗り広げて一体の膜をつくるため、継ぎ目のない仕上がりと高い追従性(伸びて戻る力)が特長。 複雑な形状のベランダや屋上にも対応しやすく、改修の選択肢として高い人気があります。
今回は松本市で行ったウレタン防水の施工を例に、工程ごとのポイントを写真とともに解説します。 
どの工程も意味があり、ひとつでも疎かにすると耐久性が落ちてしまうため、手順の理解はとても大切です。      
【施工前】現状確認と劣化の把握
 
写真のように、表面の汚れや退色、小さなクラック(ひび)が見られました。 防水層が弱ると、排水口(ドレン)まわりや立ち上がり部から水が入りやすくなります。初期段階での対処なら上から重ねて改修できるため、工期・費用の両面でメリットがあります。
【下地調整&下塗り】密着力を高める最重要工程
 
まずはゴミ・砂塵・旧塗膜の浮きなどを除去し、ひびや段差を補修して平滑な下地に整えます。 その後、ウレタン樹脂がしっかり食いつくようにプライマー(下塗り)を塗布。密着不良は膨れ・剥がれの元になるため、最も時間をかけて丁寧に行うべき工程です。
【中塗り・上塗り】弾力のある防水層を形成
 
ウレタン材を中塗り→上塗りと重ね、所定の膜厚を確保します。 液状材料のため、排水勾配や立ち上がりのコーナーにも一体的に密着し、継ぎ目のない連続皮膜が完成。弾力があるので、温度変化や微細な躯体の動きに追従し、ひび割れを起こしにくいのも利点です。立ち上がり・入隅など水が溜まりやすい箇所は、増し塗りや補強布で耐久性をさらに高めます。
【トップコート】紫外線と摩耗から防水層を守る
 
仕上げにトップコートを塗布して、紫外線・汚れ・歩行摩耗から防水層を保護します。 トップコートは定期的に塗り替えることで、防水層そのものの寿命を延ばせます。目安は使用環境にもよりますが、3〜5年程度での再塗装が理想です。
ウレタン防水のメリットと、こんな時が工事のサイン
- 複雑形状に強い:配管・入隅・立ち上がりも一体で仕上がる。
- 改修しやすい:既存防水の上から重ねやすく、廃材も少なめ。
- 美観回復:トップコートで見た目が整い、清掃性も向上。
次のような症状があれば、点検のサインです。表面の粉化、細かなひび、水たまり、排水口周りの劣化、防水層の膨れなど。 早期に対処すれば、重ね塗りで済む可能性が高く、工期・コストの負担を抑えられます。
対応エリアとご相談について
ペイントホームズ松本店では、松本市・安曇野市・塩尻市・諏訪市・岡谷市を中心に、戸建て・アパート・店舗・工場など幅広い建物で防水工事を承っています。「ベランダにひびがある」「雨染みが心配」など、どんな小さなお悩みでもお気軽にご相談ください。現地診断から最適な工法のご提案まで、無料で対応いたします。
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