せっかく外壁を塗装するなら、おしゃれで素敵な仕上がりにしたいですよね。どんな雰囲気になるかは選んだ色によっても変わります。この時、色見本を使うことが一般的です。今回は、色見本をどのように使えば失敗のない色選びができるか、そのメリットについて詳しく解説します。
【色見本の重要性】
外壁塗装の仕上がりをイメージするために、色見本はとても役立ちます。言葉だけでは色のニュアンスを正確に伝えるのは難しいため、色見本を使って具体的に色を示すことで、業者とのコミュニケーションがスムーズになります。また、自分の頭の中で描いているイメージと実際の色を照らし合わせることで、ギャップを埋めることができるのも大きな利点です。
〇色見本の種類とその使い方
色見本にはいくつかの種類があり、それぞれに特徴があります。ここでは代表的な色見本の種類とその使い方について紹介します。
・カタログ
メーカーが作成した色見本カタログは、使用する塗料が決まっている場合に便利です。カタログには様々な色が掲載されており、それぞれの色の特長や仕上がりイメージがわかりやすく説明されています。
・日本塗装工業会色見本帳
色見本帳には色番号が振られており、この番号を指定することで、どの施工会社でも共通の色を使うことができます。番号を伝えるだけで色が特定できるため、業者とのやり取りが非常にスムーズになります。
・塗板見本
塗板見本は、実際に選んだ色を専用の板に塗ったものです。実際の仕上がりに近い状態を確認できるため、イメージを固めやすいのが特徴です。特に、微妙な色合いや質感を確認したい場合に有効です。
・カラーシミュレーション
カラーシミュレーションは、家全体に塗装した場合のイメージを視覚化する方法です。パソコンに家の画像を取り込み、様々な色で塗装した場合のシミュレーションを行います。全体像を把握するのに最も適しており、色見本だけではわからないバランスや調和を確認することができます。
色見本の活用で失敗しない色選びを
色見本を活用することで、塗装後のイメージを具体的に描きやすくなります。一度塗ってしまうと、簡単にはやり直しが効かないため、色見本を使って正確に希望の色を伝えることが成功のポイントです。カタログ、色見本帳、塗板見本、カラーシミュレーションといった各種色見本を適切に使い分けることで、自分の理想に近い色を見つけやすくなります。外壁塗装を成功させるためには、これらのツールを活用し、慎重に色を選んでいくことが大切です。
