弱溶剤塗料って?メリットデメリットをご紹介

弱溶剤塗料という言葉を一度は聞かれたことはありますか?塗料には水性塗料、油性塗料と種類があり、弱溶剤塗料とは、油性塗料に分類され塗料用シンナーという弱いシンナーを使用した塗料のことです。今回は弱溶剤塗料の特徴やメリット、デメリットについてご紹介していきます。

弱溶剤塗料の特徴

弱溶剤塗料は弱いシンナーが含まれており油性塗料のような密着力で臭いを抑えた塗料になります。外壁はもちろん、金属や木材にも塗装することができ、様々な用途で使用されています。

弱溶剤のメリット

  • 密着力、耐久性が高い→シンナーで溶いた塗料のため密着力が強く、耐久性に優れています。屋外では劣化が早まるため、耐久性の強い弱溶剤塗料は外壁にも適しています。
  • 臭いを抑える→シンナーを使用しているため多少の臭いがありますが、油性塗料のように強い臭いはしません。なぜなら、塗料用シンナーという弱いシンナーを使っているからです。
  • 広い用途がある→木材や金属に塗装出来ない塗料がある中、弱溶剤塗料は色んな素材と相性が良く幅広く使用できます。木造住宅や付帯部分など問題なく塗装することが可能です。
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弱溶剤のデメリット

  • ひび割れを起こしやすい→弱溶剤塗料には塗膜に柔軟性がないため衝撃に弱く、ひび割れを起こす恐れがあります。

今回は弱溶剤塗料についてご紹介しました。メリット沢山で魅力的な塗料です。弱溶剤を気になられている方や興味を持たれた方の参考になれば嬉しいです。